米国株の大幅上昇を好感して・・・

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は大きく上昇した(DJIA +828.52 @32,861.80, NASDAQ +309.78 @11,102.45, S&P500 +93.76 @3,901.06)。 ドル円為替レートは147円台後半の先週末比円高水準での動きだった。日銀の覆面介入(ドル売り・円買い)が断続的に続いているようである。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,478に対して、下落銘柄数は314となった。騰落レシオは97.97%。東証プライムの売買代金は3兆1853億円。

TOPIX +30 @1,929
日経平均 +482円 @27,587円

米国の利上げペースダウン期待を背景に、先週金曜日のダウ工業株30種平均は大幅高となった。先週はアルファベット、マイクロソフト、メタ・プラットフォームなどの決算・業績見通しが悪かったためこれらの銘柄の株価は大きく下げた。さらにアマゾンも決算・業績見通しが悪かったため、大幅安となった。しかし、アップルは好決算を発表し、インテルやエクソン・モービルなどと共に大幅高となった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4%近く上昇した。

米国株の急伸を好感して、本日の日本株全般も上げた。東京エレクトロンなど半導体関連銘柄が買われ、ソフトバンクグループも6%超上げて日経平均を押し上げた。

日経平均の日足チャートを見ると、大きく反発して陽線で終えた。10月26日の戻り高値@27,578円を終値でわずかに超えた。9月中旬以来久しぶりに、やや下向きの260日移動平均線の上に少しだけ浮上し、60日移動平均線に接するところまで反発してきた。さらに上げ続けるかどうかは、米国株の動き次第だろう。特に、11月1~2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が、次の利上げ幅をまた0.75%とするのか、利上げをペースダウンして、例えば0.50%と縮小するのか次第でその後の株価の動きは大きく変わるはずだ。

33業種中31業種が上げた。上昇率トップ5は、電気機器(1位)、機械(2位)、海運(3位)、ゴム製品(4位)、その他製品(5位)となった。

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