TOPIX -12 @1,939
日経平均 -308円 @27,568円
米国の金融引き締め政策はまだ峠が見えず先行き不透明なままである。米長期金利は上昇してハイテク株を中心に米国株は反落した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.6%下落し、景気後退を見越して石油先物相場(WTI)が下げた。上海総合指数も香港ハンセン指数も軟調となった。さらに日本市場は明日から3連休となるため、買い持ち高を減らす動きも混じって売り優勢となり日経平均は反落した。下げ幅は一時350円を超えた。
日経平均の日足チャートを見ると、260日移動平均線を割り込んでほぼ横向きの60日移動平均線を少し割り込んだ。9月7日安値@27,268円が下値支持線で持ち堪えるかどうかに注目したい。
33業種中23業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、鉱業(2位)、電気機器(3位)、その他製品(4位)、機械(5位)となった。