昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -280.44 @31,510.43, NASDAQ -66.93 @11,816.20, S&P500 -31.16 @3,955.00)。ドル円為替レートは139円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げた。東証プライムでは、上昇銘柄数が195に対して、下落銘柄数は195となった。騰落レシオは97.68%。東証プライムの売買代金は2兆7170億円。
TOPIX -28 @1,935
日経平均 -430円 @27,661円
米国の高インフレを背景に米国の金融引き締め政策が市場が当初想定していた以上に長引く可能性が高まってきた。また、欧州でも高インフレが続いている。米国株式相場では主要3指数が続落したことを受けて、本日の日本株は景気敏感株を中心に幅広い銘柄が売られ、日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。米半導体大手のエヌビディアが中国やロシア向けの先端半導体出荷に関して、米政府から新しく許可を得ることを求められたため、エヌビディア株は下落し、東京市場でも半導体製造装置や電子部品関連の銘柄の重石となった。外為市場では、1998年9月以来24年ぶりの1ドル=139円台後半の円安・ドル高となったが、本日のところは輸出関連銘柄を浮上させる力とはならなかった。
日経平均の日足チャートを見ると、下放れて始まりさらに下げて陰線で終え、ほぼ水平の260日移動平均線の下へ沈み込んだ。上向きからほぼ水平となってきた60日移動平均線のまだ少し上に株価は位置する。6月21日安値@25,520と8月17日戻り高円@29,222円の値幅の半値押しである27,371円が下値支持線として意識される。
33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、卸売り(2位)、鉱業(3位)、石油・石炭(4位)、保険(5位)となった。
TOPIX -28 @1,935
日経平均 -430円 @27,661円
米国の高インフレを背景に米国の金融引き締め政策が市場が当初想定していた以上に長引く可能性が高まってきた。また、欧州でも高インフレが続いている。米国株式相場では主要3指数が続落したことを受けて、本日の日本株は景気敏感株を中心に幅広い銘柄が売られ、日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。米半導体大手のエヌビディアが中国やロシア向けの先端半導体出荷に関して、米政府から新しく許可を得ることを求められたため、エヌビディア株は下落し、東京市場でも半導体製造装置や電子部品関連の銘柄の重石となった。外為市場では、1998年9月以来24年ぶりの1ドル=139円台後半の円安・ドル高となったが、本日のところは輸出関連銘柄を浮上させる力とはならなかった。
日経平均の日足チャートを見ると、下放れて始まりさらに下げて陰線で終え、ほぼ水平の260日移動平均線の下へ沈み込んだ。上向きからほぼ水平となってきた60日移動平均線のまだ少し上に株価は位置する。6月21日安値@25,520と8月17日戻り高円@29,222円の値幅の半値押しである27,371円が下値支持線として意識される。
33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、卸売り(2位)、鉱業(3位)、石油・石炭(4位)、保険(5位)となった。