早くも自律反発狙いの買いが幅広い銘柄で優勢

優利加さん
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昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -184.41 @32,098.99, NASDAQ -124.04 @12,017.67, S&P500 -27.05 @4,030.61)。ドル円為替レートは138円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は上昇する銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,542に対して、下落銘柄数は243となった。騰落レシオは106.75%。東証プライムの売買代金は2兆4563億円。

TOPIX +24 @1,968
日経平均 +317円 @28,196円

米国株式相場は続落したが、日本株全般は早くも自律反発狙いの買いが幅広い銘柄で優勢となり切り返した。新型コロナウィルスのオミクロン型に対応した改良ワクチンの接種時期に関して、政府はこれまでの予定であった10月半ばから9月に前倒しすると報道され、この動きが好感された。ただ、米FRBの金融引き締め政策は長期化するとの警戒感は強いため上値追いには腰が引けているようだ。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日の長大陰線の高値を少し超えるところまで下ひげを引いた陽線で反発したが、まだ25日移動平均線の下に沈み込んだままである。まずは、昨日空けた窓を数日以内に埋められるかどうかである。

33業種すべてが上昇した。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、石油・石炭’(2位)、陸運(3位)、卸売り(4位)、情報・通信(5位)となった。

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