米長期金利の上昇により・・・

優利加さん
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昨日の米国株式相場は下落した(DJIA -280.70 @34,641.18, NASDAQ -328.39 @14,204.17, S&P500 -57.52 @4,525.12)。ドル円為替レートは123円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が259に対して、下落銘柄数は1,545となった。東証プライムの売買代金は2兆7911億円。

TOPIX -26 @1,923
日経平均 -438円 @27,350円

米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事は従来、金融引き締めには慎重なハト派として知られていたが、4月5日の講演で量的引き締め(QT)を5月にも急ピッチで始めるとの見通しを示した。2月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.9%増(40年ぶり)となるほど物価が上昇していることが背景にある。これを受けて、米長期金利は3年ぶりの高水準(2.55%)まで上昇し、割高な高PER銘柄、特にハイテク株が売られてナスダックが大きく下げた。この流れを受けて、東京市場でも終始売り先行となり、下げる銘柄が多かった。外為市場では、大きく円安・ドル高の方向へ振れた。

日経平均の日足チャートを見ると、大きく続落した。半値押しくらいを想定しておくと、今現在の25日移動平均線を少し割り込んだ辺りになる。3分の1押しなら60日移動平均線辺りで止まるはずだが、さてどういう展開になるか?

33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、金属製品(2位)、鉄鋼(3位)、ゴム製品(4位)、繊維製品(5位)となった。

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